-----入院時-----
<入院時指示>
・診断:例)誤嚥性肺炎など
・入院目的:加療
・食事:絶食(飲水は少量可/食事3割以下なら10%EL3号1本、3-6割なら2本負荷)
・内服:検薬後、一旦中止
・酸素:SpO2 90%未満で酸素開始、最大8-10L、93-97%(COPDでは89-91%)となるように酸素増減、適宜offも可(もしくは、「90%以下なら1Lずつup、98%以上なら1Lずつdown」など)、人工呼吸器管理など
・活動/ADL:制限/ベッド上安静/自由。例)血小板2万以下はベッド上安静、痙攣発作既往あり転倒要注意なためベッド上安静など。
・バイタル:2検(ICU時はICUroutine)、療養病棟では血圧は2-3日に1回、体温、脈拍、SpO2は毎日、体重測定は4週に1回など
・尿量測定:不要/24時間ごと(ICU時は4検)
・血糖測定:不要/院内統一スケール
・NG補正(イレウスの時):不要/排液N/S全量補正q12h
・点滴:持続/ロック可
<コール条件>
・体温:>38.5(℃)
・血圧:<90、>180(mmHg)
・心拍:<50、>120(回/分)
・SpO2:<93(%)(COPDでは89%)
・尿量・<600ml/day or100ml/4hr
<異常時指示>
・疼痛:カロナール坐薬、ボルタレン坐薬25mg(体格により50mg)、ソセゴン 1A iv(Dr.call必要)
・吐気:プリンペラン 1A iv
・不穏:アタラックスP 1A iv、セレネース1A筋注(高齢者は0.5A)、セレネース 1A + N/S100ml div
・発熱(38.5℃以上):メチロン1A筋注、ボルタレン坐薬25mg(体格により50mg)、血培2セット採取、採血採尿
・胸痛:心電図、胸写
・便秘 ラキソベロン15滴内服、GE浣腸60ml
(その他の条件付き指示はDr.call必要)
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<異常時指示>(①が優先度高い)
発熱時(38.5℃以上):
①カロナール200mg2Tもしくはカロナール座薬
②ロキソニン1T
③ボルタレン坐薬25mg(腎障害あるときはしない)
④メチロン250mg/1mL 1A筋注
疼痛時:
①カロナール200mg2Tもしくはカロナール座薬
②ロキソニン1T
③ボルタレン坐薬25mg
(腎障害あるときはしない)
④ペンタジン15mg 1A筋注
不眠時:
①ベルソムラ15㎎(長期間BZP内服時は持参のBZPを1週間ごとに0.5~0.25Tずつ漸減しながら併用)
(以下はせん妄時は中止)
②マイスリー10mg 0.5T
③②無効時はさらに0.5T追加
④レンドルミン0.25mg1T
嘔気時:
①アタラックスP1A静注
②プリンペラン1A筋注(もしくはプリンペラン1A+生食20ml静注もしくはメイン点注)
③ノバミン1A筋注
④ナウゼリン坐薬1個
不穏時:
①テトラミド1T(レスリン、デジレル、リフレックス、レメロン)内服
②リスパダール1包内服(1日3回まで、1時間あけて)
③セレネース1A筋注
④セレネース1A+生食100ml 100ml/hr入眠ストップ
⑤セレネース1A+ロヒプノール1A+生食100ml 100ml/hr入眠ストップ(BZPを半年以上服用し、休薬による反跳性不眠を疑うとき)
⑥家族Call
便秘時:
①摘便
②レシカルボン坐薬
③GE浣腸60ml
④プルゼニド2T
血圧200mmHg以上:
①アダラート5mg 1C内服
②フランドルテープ40㎎1日1枚(内服できないとき)
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<異常時指示>(改訂版)
・発熱時
38℃以上
①アルピニー坐薬1個
②3点クーリング
③セフメタゾール1g+生食100ml 1日2回 4日間(チエナム筋注用0.5g1日2回)
・血圧上昇時
①アムロジピンOD(2.5)1C
②二カルピン1A+生食100ml 4ml/hrで開始、30分後に
BP120以下なら-2ml/hr
BP180以上なら+2ml/hr
・不穏時
①リスペリドン0.5ml屯用
②アタP1A筋注(経口不能の時)
・不眠時
①ゾピクール(7.5)1T屯用
②アタP1A筋注(経口不能の時)
・便秘時
便秘2日
①ピコスルファート1ml
②テレミンソフト1個(経口不能時)
便秘3日
グ浣60cc
・食事量
前日の昼から朝にかけて食事量が半分以下ならソルデム3A500ml点滴(もしくは皮下注)
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